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2016年(平成28年) 6月29日(水)付紙面より

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世界のクルーズ船 パネルで紹介

 「世界のクルーズ船」をテーマにしたパネル展が、酒田市の酒田海洋センターで開かれ、世界で人気が高まっているクルーズ船や酒田港の受け入れ状況などを分かりやすく解説している。

 国土交通省酒田港湾事務所(上原修二所長)がクルーズ船への理解を広めようと企画。写真や図解のパネル約30枚を展示した。

 世界のクルーズ船の写真では、世界最大の「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」(全長362メートル、22万600総トン、乗客定員5400人)をはじめ、酒田港へ寄港した「飛鳥2」(241メートル、5万142総トン、872人)や「にっぽん丸」「ぱしふぃっくびぃなす」など14隻を紹介している。

 運航状況に関しては、特に経済成長著しい東アジアで急増。わが国へのクルーズ船による外国人観光客は2011年に100万人を超え、政府は20年の目標を「500万人」に設定するなど、インバウンド(外国からの観光)の重要施策の一つとして推進していくという。

 一方、酒田港は最大水深14メートルの古湊埠頭(ふとう)に、世界最大規模に次ぐクラスの「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(全長348メートル、16万8666総トン、乗客定員4180人)が寄港できるが、昨年の寄港実績は飛鳥2など比較的小さい国内船4隻のみ。同年の東北地方では青森港21隻(外航12隻、国内9隻)、秋田港14隻(外航5隻、国内9隻)などに水をあけられている。

 しかし、今春には官民で酒田港の利用促進を図っている「プロスパーポートさかたポートセールス協議会」(会長・吉村美栄子知事)に外航クルーズ船誘致部会が設置されたり、古湊埠頭には国交省が本年度の設備更新事業の一環で、大型クルーズ船の寄港も視野に防舷材や係船柱を設備するなど、受け入れ態勢を整備。パネルではこれらの現状をグラフや写真を使い、分かりやすく解説している。
 入場無料。8月21日までの午前10時―午後5時。休館は毎週月曜日(祝日を除く)。

世界のクルーズ船などを紹介したパネル展
世界のクルーズ船などを紹介したパネル展



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