2016年(平成28年) 7月18日(月)付紙面より
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海の日(18日)を前に17日、「加茂港大漁フェスティバル」が鶴岡市の加茂水産高多目的広場を主会場に開かれた。冷凍マグロやカニ汁の販売、漁船による「大漁旗海上パレード」などが行われ、大勢の家族連れでにぎわった。
隔年で開催される加茂水産高の学校祭に合わせ、地元自治会などでつくる実行委員会(田中正志実行委員長)が開催。官民が協力して庄内浜、加茂港の関連施設のPRを図り、地域活性化につなげる狙い。
13回目の今回は、同校体育館でオープニングセレモニー。加茂水産高の生徒による和太鼓のステージや、りっしょう子ども園、由良保育園の園児、地元有志による踊りで盛り上げた。会場では、青森県立八戸水産高実習船「青森丸」が捕った冷凍メバチマグロの切り身や、加茂沖で捕れたズワイガニの磯自慢汁、各種海産物の屋台販売、加茂水産高実習船「鳥海丸」公開、プレジャーボートの試乗などが行われた。
このうち加茂港発着の「大漁旗海上パレード」は、地元の漁船などが油戸沖を40分ほどかけて巡るもの。15隻が大漁旗をなびかせて次々と出発した。