2016年(平成28年) 7月26日(火)付紙面より
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鶴岡市山王町の荘空館空手道場(中村秀男館長)の暑中稽古が24日、同市の羽黒山頂で行われた。門下生らが早朝の杉木立の中で気合に満ちた声を響かせた。
自然の中で忍耐力を鍛えようと、1月に同市の湯野浜海岸で行う寒中稽古とともに32年前から毎年実施。新人戦などを控えた門下生にとっては、大会前の精神鍛錬も兼ねているという。今回は、小学2年生から一般までの門下生と、中村館長、師範代ら合わせて約30人が参加した。
この日は、午前6時半から羽黒山随神門を出発して山頂まで登山。2446段の石段を登って足腰を鍛えた後、山頂の広場で基本の形や組手の稽古を繰り広げた。早朝の清涼な空気の中、「えいっ」「せいっ」と気合を発しながら汗を流していた。