2016年(平成28年) 7月28日(木)付紙面より
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鶴岡北高校(土田真一校長、生徒472人)で26日、3年生が課題学習で取り組んできたまとめを発表する「ポスターセッション」が行われ、1、2年生を前に教育や人口減少問題などについて意見を発表した。
社会の変化に対応し、自ら課題設定し乗り越える力を付けてもらいたいと、本年度初めて取り入れた取り組み。3年生は4月から総合的な学習の中でテーマを決めてグループ学習。この日までにポスター3枚にまとめる準備を進めてきた。
この日は体育館で全校生徒が参加して行われ、3年生が43グループに分かれてポスターセッション。発表時間5分、質疑3分の設定で、4回かけて1、2年生が移動し先輩の発表に聞き入った。
参加型の授業スタイル「アクティブラーニング」の説明や効果、人口減少の現状と対策、オリンピック時の山形アピールなどについて発表。このうち人口減少対策については子育てしやすい環境整備が必要とし、「都会の待機児童を受け入れ、住居を紹介する」といった高校生らしい斬新な考えが出されていた。
同校では来年度以降もこの学習を続け、課題研究・発表の場とするという。