2016年(平成28年) 9月30日(金)付紙面より
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庄内空港の開港25周年を記念して、庄内農業高の生徒たちが2日、自分たちで栽培した「絵入りリンゴ」を東京からの搭乗者にプレゼントする。
同空港は1991(平成3)年10月1日に開港し、25周年を迎える。庄内5市町などが連携して7月から、庄内空港利用者を対象にさまざまな「おもてなし」事業を行っており、リンゴプレゼントもその一つ。
生徒たちが9月上旬、学校のほ場で栽培している「紅将軍」「紅玉」の2種類のリンゴに、黒いシールを貼って表面にイラストを浮かび上がらせた。絵は庄内空港のマスコットキャラクター「まめうさ」と、生徒たちが庄内豚をモチーフにデザインしたキャラクター「とんてき君」。
作業を担当した3年生12人が10月2日、庄内空港に出向き、午前11時55分到着便の搭乗者へ2個ずつプレゼントする。また、出迎えの人など向けに、同校で栽培したブドウ「ロザリオビアンコ」の振る舞いも行う。
2日は、庄内空港と緩衝緑地公園で開港25周年記念のセレモニーや、普段は立ち入りできない滑走路のウオーキング、食の都庄内親善大使による料理の振る舞い、空港で使用されている特殊車両の展示など親子連れで楽しめる「空の日フェスタ」が繰り広げられる。