荘内日報ニュース

2017年（平成29年） 10月24日（火）付紙面より

歴史受け継ぎ発展を　朝暘三小創立110周年

　鶴岡市立朝暘第三小学校（中野洋校長、児童650人）の創立110周年記念式典が21日、同校体育館で行われた。関係者が節目の年を祝うとともに、さらなる発展を祈念した。

　同校は1907年8月に開校した朝暘第三尋常小学校が前身。47年に校名を朝暘第三小学校と変更。90年には新校舎が完成し移転した。

　この日は5、6年生と教職員、関係者400人余りが出席。初めに三矢正士同窓会長が「今後も地域、日本、世界の担い手となる子どもたちが育つことを祈念する」、中野校長が「明るく楽しい生き生きした三小づくりに取り組んでいる。今後も保護者、地域の人と思いを一つに一人一人が強く優しく賢い三暘の子になるように全力で教育活動に励む」とそれぞれあいさつ。

　来賓祝辞に続いて6年生の中村乃愛さんが「創立110周年に想う」と題して「先輩方が築いてきた歴史を受け継いでいることに責任を感じる。私たちはもう半年で卒業するが、5―1年生に三小を大切にする思いを伝えるとともに学校の伝統を発展させるように精いっぱい頑張りたい」と発表した。

　その後5、6年生が合唱「朝三小の四季」を披露。式典後は同窓会総会と祝賀会が行われた。