2018年(平成30年) 6月3日(日)付紙面より
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国際ロータリー第2800地区の2017―18年度第27回インターアクト年次大会が1日、鶴岡市の羽黒高校で開かれた。県内7高校のインターアクトクラブの生徒が参加し、致道博物館副館長の酒井忠順さんの講演や各校の活動発表を聴いた。
年次大会は郷土の歴史や文化を学ぶことで地域社会への愛着を深め、生命のつながりに触れることで奉仕の心を育むことなどを目的に毎年、インターアクトクラブのある県内7校が回り持ちで開いている。
この日は7校からインターアクトクラブの生徒と顧問教員、県内各ロータリークラブメンバーなど147人が参加し、「『温故知新』?地域社会における文化と生命の絆」のテーマで活動した。講演で酒井さんは旧庄内藩主酒井家19代としての悩みや受験での失敗談、経歴などを紹介し、「これまで挫折もあったが、そのおかげで今の自分があると思える。大人になって振り返った時に良かったと思えるように今を大事に生きてほしい」と呼び掛け、「先頭に立つ勇気を持って、みんなを引っ張るリーダーになって」と訴えた。
その後、各校の活動報告や松ケ岡開墾記念館の見学などを行った。