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2019年(平成31年) 1月16日(水)付紙面より

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寒ダラ漁始まる

 庄内の冬の味覚、寒ダラ漁が始まった。比較的穏やかな天候となった14日、鶴岡市の由良漁港には漁を終えた底引き網漁船が帰港し、寒ダラのトロ箱が次々と下ろされた。

 庄内地方では、寒の入りから節分ごろまでの脂の乗ったマダラを寒ダラと呼ぶ。身や白子、アブラワタ(肝臓)などを丸ごと鍋に入れてみそ仕立てにしたどんがら汁は、庄内の冬を代表する味覚として人気がある。近年は漁の最盛期が1月下旬から2月上旬となる傾向にあり、節分を過ぎても盛んに食べられている。

 14日は久しぶりに穏やかな天候となり、由良漁港所属の6隻の底引き網漁船も出漁。午後3時半ごろから次々と帰港し、港で待ち構えた女性や手伝いの人たちが船から運び出されるトロ箱を受け取った。ズワイガニやアカエビ、アンコウなどに加えて、今年初となるまとまった数の寒ダラに港は活気づいた。中には丸々と太り箱からはみ出すような大物も。漁船の船長の1人は「まだまだ少ないが、今年初めてまとまった数が入った。これからに期待したい」と笑顔を見せた。

底引き網漁船から寒ダラのトロ箱が次々と下ろされた=14日午後、由良漁港
底引き網漁船から寒ダラのトロ箱が次々と下ろされた=14日午後、由良漁港



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