2019年(令和1年) 6月9日(日)付紙面より
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鶴岡市と三川町の少年少女発明クラブで活動する子どもたちが8日、同市の山形県自動車販売店リサイクルセンター庄内事業所で、自動車の解体に取り組んだ。ドライバーやレンチなどを使ってボンネットやドアなどを取り外し、ものづくりの楽しさに触れた。
鶴岡少年少女発明クラブ(奥田満哉会長、メンバー33人)では、地元企業から自動車の提供などで協力を得て、約10年前から自動車解体体験を実施。クラブ間交流を図ろうと、近年は三川の発明クラブも招待している。
この日は小学生から中学生まで、鶴岡と三川合わせて41人が参加。同事業所の社員から自動車解体業務の実演説明を受けた後、5台の解体に挑戦。目につくねじやナットから取り外していき、外装など大きなパーツが外れると達成感をあらわにした。
渡邉紬さん(9)=朝暘三小4年=は、妹の玖音さん(8)=同小3年、弟の佑哉君(4)と参加。「ヘッドライトも取り外せた。物を作ったりするのが大好き。将来は生物関係の科学者になりたい」と話していた。