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2019年(平成31年) 1月24日(木)付紙面より

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“酒田の玄関口”着工

 酒田市と西松建設(東京都)の出資による特別目的会社「光の湊株式会社」(大野重美社長)が手掛けるJR酒田駅前の再開発事業で、メーンの施設建築物新築工事の安全祈願祭が26日(土)、事業予定地の同市幸町一丁目の日新開発ビルで行われる。1997年8月に旧ジャスコ酒田駅前店が閉鎖されて以来、2度にわたる事業の頓挫で20年以上放置されてきた“酒田の玄関口”の新拠点施設が、2022年4月のグランドオープンを目指し、いよいよ着工する。

 今月18日に行われた工事の入札では、西松建設北日本支社(仙台市)と大場建設(酒田市)、菅原工務所(同)の3社による西松・大場・菅原特定建設工事共同企業体(JV)が80億1300万円(税別)で落札した。予定価格は80億4815万7000円(同)、落札率は99・56%。入札参加者は同JV1社だった。

 酒田駅前は旧ジャスコの閉鎖後、民間事業者が2度にわたり再開発を試みたが、資金難などからいずれも頓挫。2013年度に市主導で開発する方向性を打ち出し、市民らによる懇談会や事業アイデアのコンペを行うなど、新たな展開を見せていた。

 計画では、光の湊が都市再開発法に基づく第1種市街地再開発事業として、旧ジャスコ跡地と周辺の計約1・4ヘクタールに、市のライブラリーセンターを中心にホテルやバンケット、レストランなどが入る複合施設(A棟)、バスベイや店舗が入る立体駐車場(B棟)、分譲マンション(C棟)の3棟を整備。ライブラリーセンターなど市の公共施設部分は20年10月ごろに先行オープンする。総事業費は108億円を見込む。

 着工は当初、昨夏の予定だったが、ホテル部分を7階建てから8階建てに増やしたり、建設資材の価格高騰などを受けて光の湊が事業内容を精査したため、延期されていた。

 26日の安全祈願祭には、県や市、地元自治会、権利関係者ら約90人が参加。午前11時から神事を行い、工事中の無事故などを願う。


2019年(平成31年) 1月24日(木)付紙面より

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鶴岡工業高 研究やものづくりの成果を発表

 鶴岡工業高校(阿部進校長)の第11回鶴工研究発表会が22日、鶴岡市の荘銀タクト鶴岡(市文化会館)で開かれ、生徒たちが1年間取り組んだ研究やものづくりの成果を発表した。

 生徒たちが取り組む課題研究などにおける研究活動の成果を校内外に発表することで、工業教育の活性化と地域へのPRの場として毎年開催している。今年は全日制の機械、電気電子、情報通信、建築、環境化学の5科がグループごとに計38テーマで研究。その中から「鶴工シルクプロジェクトの情報発信について」「魅力ある未来縮小都市の提案」「鋳物砂かくはん機の製作」など10テーマが発表された。

 この日は全校生徒や保護者、地元企業などからの来賓など計約700人が参加。野球などで使うBSO表示装置の製作に取り組んだ電気電子科の男子生徒たちは、製作した作品を持って登壇。過去に製作されたBSO表示装置にバッテリーを取り付けたり、周囲の明るさに合わせてLED(発光ダイオード)の明るさを自動調整できるようにしたりと改良過程を紹介し、「無駄な電力消費を抑えるようにした」と工夫した点を話した。最後に「後輩たちにさらに良いものを作ってもらいたい」と期待を述べた。

生徒たちが1年間の研究成果を発表した
生徒たちが1年間の研究成果を発表した



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