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2020年(令和2年) 6月11日(木)付紙面より

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鶴岡・愚山会から最後の贈り物 あおば学園へ知育玩具4種

 鶴岡市のボランティアグループ「愚山会」が9日、同市宝町の児童発達支援事業所「あおば学園」(齋藤功園長、登録児童21人)に、列車のおもちゃなど知育玩具を寄贈した。

 同会は、市身体障害者福祉団体連合会会長を務める佐藤満子会長(71)=同市道形町=が中心になって2000年4月に設立。はし袋や雑誌などの古紙、プルタブなど資源を回収し、売却益でこれまで8回、市内の障害者や高齢者の福祉施設などに車椅子や玩具などを寄贈してきた。会員8人のほか、資源回収への協力者は首都圏を含め県内外の約100人に及ぶという。

 しかし、資源回収の手法の多様化に伴い愚山会の回収量が減少傾向にあることや、会員が70―80代と高齢化していることなどから、今回の9回目の寄贈を最後に、解散することにした。

 この日は佐藤会長ら会員5人があおば学園を訪れ、列車のおもちゃや踏むと音階が鳴るマット、大きな器に入ってゆらゆらと揺れるロッキングボールなど知育玩具4種の目録を齋藤園長に寄贈。早速、おもちゃの現物が運ばれてくると、子どもたちは佐藤会長らと一緒に夢中になって遊んだ。

 佐藤会長は「障害の有無に関係なく、みんなが明るく暮らせる社会になってほしい。障害を持つ子どもは今後、いろんな壁にぶつかるかもしれないが、周りの協力で健やかに育ってほしい。周囲の理解を広めるには、子どもの頃から一緒に過ごすことが大切」と語った。

 今月中にも協力者に今回の寄贈を報告し、その後、解散するという。

贈呈式後、寄贈した玩具であおば学園の子どもたちと一緒に遊ぶ佐藤会長(右)
贈呈式後、寄贈した玩具であおば学園の子どもたちと一緒に遊ぶ佐藤会長(右)


2020年(令和2年) 6月11日(木)付紙面より

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「白ばら」代替ライブ 13日 白崎さんと白ばらボーイズ

 13(土)、14(日)の両日に酒田市日吉町二丁目の元グランドキャバレー「ナイトスポット白ばら」で開催予定だった、同市出身のボーカリスト、白崎映美さんプロデュースの音楽公演「白ばらキャバレーナイトショー!」は、新型コロナウイルス感染拡大による健康への影響を考慮し再延期となった。「代替」として13日午後7時半から白崎さんらによるライブを都内のライブハウスから有料配信する。

 北海道・東北地方で最後のキャバレーとして2015年末、惜しまれながら閉店した白ばら。昭和文化を色濃く残す建物を管理・運営する合同会社「白ばら友社」代表社員の佐藤仁さん(同市南新町二丁目)と共に、再スタートに向け尽力したのが白崎さん。市民と一緒に奮闘し17年12月、週末限定ながら営業再開にこぎつけた。

 今回のイベントは、白ばらを核に市内中心部の活性化を目指す「白ばらルネサンス委員会」(熊坂俊秀委員長)の主催、台町日吉振興会の協力を受け、昨年10月にCD「群衆―La Foule」を発表したことを記念して白崎さんが企画。当初は3月下旬に開催する予定だったが、感染拡大防止の観点から延期。さらに今回、再延期となった。公演事務局のマルメロによると、本年度内の実施を計画しているという。公演チケットの払い戻し手続きは今月30日(火)までマルメロ=電03(5627)7583=で受け付ける。

 一方、今回の配信は「白ばら」での公演の代替。東京のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」に、白崎さんと、白ばらでショーをやるために結成した「白ばらボーイズ」のメンバーが集い、無観客で午後7時半から1時間10分ほどライブを繰り広げる。スペシャルゲストの来場も予定しているという。チケットは基本視聴チャージ1000円で、オンラインイベント管理サービス「Peatix」の「白崎映美&白ばらボーイズ『白ばらキャバレーナイトショー』」=https://shirobara2020.peatix.com/=で購入。問い合わせはマルメロへ。

ライブの模様を生配信する白崎さんと白ばらボーイズ=「Peatix」より
ライブの模様を生配信する白崎さんと白ばらボーイズ=「Peatix」より



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