2021年(令和3年) 1月27日(水)付紙面より
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鶴岡天満宮(齋藤元宮司)の初天神が25日、鶴岡市神明町の同神社で行われた。
菅原道真公の誕生日・月命日の25日を縁日として、特に1月を「初天神」としているもの。
鶴岡幼稚園(同市泉町)の年長児の保護者3人が4月小学校入学の交通安全を願い、手作りのお守りを持参し、おはらいを受けた。学業成就と身体堅固の祈祷(きとう)を受けた後、祝詞奏上ではうめぐみ・さくらぐみ計52人の名前が一人一人読み上げられた。保護者の一人、今野志真さんは娘志惟(しい)ちゃんを思いながら「幼稚園全体の今年の安全を祈り、コロナが収まることも祈りました」という。娘は朝暘三小に入学。「小学校からは分かれる子もいますが、それぞれ毎日無事に元気でいてほしい」とも加えていた。
境内には志望校合格や就職試験合格を願う絵馬も多く奉納されていた。初天神は特に御利益があるとされ、この日も絵馬奉納所はにぎわっていた。