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2021年(令和3年) 6月22日(火)付紙面より

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地元の食文化に興味を持ってほしい 地曳網と魚のさばき方体験 料理人や生産者の「サスティナ鶴岡」子どもたちと交流

 鶴岡市内の料理人や農林水産物の生産者でつくる「サスティナ鶴岡」(斎藤翔太代表)の「地曳網(じびきあみ)と魚のさばき方体験」が20日、由良地区で行われた。

 この日は、小学2年生から高校生までの男女25人が参加。地元の漁師のアドバイスを受けながら由良海岸で地曳網にチャレンジした。網にはタイやアジ、トビウオなどがかかり、子どもたちは大喜び。庄内浜で水揚げされる魚の種類について学んだ。

 近くの由良コミュニティセンターに会場を移して行われた調理体験では、旬を迎えたアジのさばき方に挑戦。料理人の指導を受け三枚おろしに取り組んだ。仕上げたメニューはアジの香草パン粉焼き、ナスの鍋焼き、番屋汁(あら汁)など。ご飯を用意して参加者全員で会食した。

 小学生の男の子は「生きているトビウオを見たのは初めて。イシダイも大きかった。魚のためにも海をきれいにしたい」と話していた。

 サスティナ鶴岡は、地元の食文化に関心を持ってもらおうと日本料理人の斎藤さん(鶴岡市本町一丁目)が今年2月に立ち上げた。料理人や農家、漁師など79人が加盟している。グループ名の「サスティナ」は、自然にある資源を長い間、維持して環境に負荷をかけないよう利用していこうという「サスティナブル」(持続可能な―の意味)から名付けた。今後も子どもたちを対象に、地元の食材を使った体験を通して交流を深めていく。


地曳網を楽しむ子どもたち
地曳網を楽しむ子どもたち

指導を受けながらアジのうろこ取りに挑戦
指導を受けながらアジのうろこ取りに挑戦



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