2021年(令和3年) 11月23日(火)付紙面より
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鶴岡市が大山工業団地に整備したJA鶴岡だだちゃアリーナ(市屋内多目的運動場)の竣工式が21日、同市山田の同施設で行われた。広さ約3600平方メートルの県内最大級の人工芝アリーナを備え、12月1日にオープンする。
竣工式には関係者約50人が出席。皆川治市長が「競技力向上と健康づくりに取り組む生涯スポーツの拠点として、多様な交流を図っていきたい」とあいさつ。愛称公募で命名者となった3人に感謝状を贈呈。ネーミングライツ(命名権)パートナーとなったJA鶴岡の佐藤茂一組合長が施設利用への期待を込めてあいさつし、関係の代表者らがテープカットした。同市などの児童生徒が加入するチアダンスクラブ「シューティング・スターズ」の子どもたちがポンポンを手に笑顔で元気なダンスを披露し、施設の完成を祝った。
この日は午前と午後に分け、オープニングイベントとして、市民対象のウオーキング、小学生向けのトレーニング講習も行われた。
施設は鉄骨造り2階建て、延べ床面積約5400平方メートル。総事業費は用地代を含め約21億円。1階アリーナはテニス4面、フットサル2面、ゲートボール8面を取ることができる。軟式野球、ソフトボール、グラウンド・ゴルフ、運動会など各種スポーツ行事などに利用でき、ネットで仕切ることで複数の競技などの活用も可能。1階会議室、卓球やダンスなどができる2階ホールを含め、利用は有料で予約が必要。2階のアリーナ外周部には1周230メートルのウオーキングコースがあり、無料で利用できる。
12月のアリーナ利用予約は、週末を中心にほぼ満杯という。問い合わせは市スポーツ課=電0235(25)8131=へ。