2021年(令和3年) 12月10日(金)付紙面より
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鶴岡市の山王日枝神社(武田紘宮司)で9日、本殿左側に建立された大黒様の除幕式が行われた。
大黒様の石像は、高さ約3メートルで横は約2・5メートル。今年、創業50周年を迎えた石勘(鶴岡市山王町、斎藤茂太社長)が「お山王はんの大黒様として多くの人たちの心のよりどころになれば」と制作を手掛け、無償で同神社に奉納した。
「大黒様のお歳夜(としや)」に合わせて行われた除幕式には、近くの松原保育園の園児たちが参加。左右のロープを引いて除幕した。
続いて藤島大黒舞グループと藤沢大黒舞サークル、福の会(鶴岡市第二学区)、劇団夢一座のメンバーがそれぞれおめでたい大黒舞を披露。境内に集まった約30人の市民を楽しませた。
武田宮司は「石勘の斎藤社長から、このように立派な大黒様を奉納していただき感謝の気持ちでいっぱい。神社に参拝したすべての方に福が来るよう、そしてコロナ禍が収束するよう願いたい」と話していた。