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荘内日報ニュース
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2022年（令和4年） 08月21日（日）付紙面より
ツイート「庄農うどん」藤島で食べてみて 生徒アピール 来月２日から
鶴岡市の庄内農業高校の生徒が仕込んだ名物「庄農うどん」を同市藤島地域の飲食店で提供する期間限定企画「庄農うどん大作戦！」を前に18、19の両日、参加飲食店で庄農生徒を招いた試食会が行われた。
「―大作戦！」は来月2日にスタートする。割烹や食堂、居酒屋、そば屋など藤島地域にある飲食店9店舗が「庄農うどん」をベースにした各店オリジナルメニューをお客さんに提供する。「モロヘイヤ天・玉うどん」「秋の天ざる庄農うどん」など、すでに各店で出すメニュー内容も決まった。 試食会は、生徒と店舗の橋渡し役を務めている庄内農業高校地域連携協議会が「庄農うどんを通じて地域づくりに向けたお互いの思いを一つにしよう」と企画した。
このうち、長沼温泉ぽっぽの湯の「ぽっぽ食堂」（板垣久喜代表）で行われた試食会には食品科学科の1年生6人が訪れ、特大のエビ2本がのった「庄農えび天うどん」（税込み800円）を会食した。
富樫利乃さん（15）は「先輩たちが工夫して作り上げた名物。やっぱり庄農うどんはコシが強くてのどごしもいい。各店舗で大作戦が始まったらいろんな人に食べてほしい」と話した。
板垣代表は「毎年、楽しみにしているお客さんが多くて反応はすごくいい。昼前には用意した1日分のうどんが売り切れるほど。生徒さんに苦労をかけるのでできないが、期間限定ではなく、もっと長いスパンで庄農うどんを扱いたいのが正直な気持ち」と笑顔を見せた。「―大作戦！」は10月16日まで。基本的に金、土、日曜日に提供する。参加各店の「庄農うどん」メニューは次の通り。価格はすべて税込み。
▽割烹春月＝庄農うどん特別メニュー（2200円・提供金、土、日、完全予約）▽白藤ドライブイン＝モロヘイヤ天・玉うどん（900円・提供土、日、ランチのみ）▽ふじしま市場たわらや＝サラダつけ麺（750円・提供金、日、ランチのみ）
▽ぽっぽ食堂＝庄農えび天うどん（800円・提供金、土、日、営業時間内）▽湯の澤温泉地蔵の湯＝秋の天ざる庄農うどん（2200円・提供土、日、完全予約）▽和み亭おりづる＝米の娘ぶたしゃぶの胡麻だれつけ麺（950円・提供金、土、ランチのみ）▽日本そばと天ぷら草介＝天庄うどん（980円・提供土、日、ランチのみ限定15食）▽古民家カフェ藤の家＝温か肉うどん（850円・提供土、日、ランチのみ）▽味の兵右衛門＝冷たいつけめん（1000円・提供金、土、日、夜のみ）
「ぜひ食べてください―」。庄農うどん大作戦をアピールする食品科学科1年生の女子生徒
2022年（令和4年） 08月20日（土）付紙面より
ツイート新型コロナ 庄内500人超え 県内1978人確認 過去最多更新
県は19日、新型コロナウイルスの新たな感染者1978人を確認したと発表した。1日当たりの新規感染者数は前日の1948人を超えて過去最多を更新した。3桁以上は39日連続、発生は227日連続。県は同日午後に市町村や年代別など詳細を公表する。庄内保健所管内では501人が感染し、同管内での1日当たりの新規感染者数も過去最多を更新した。
庄内地域以外の県内保健所管内別の発生状況は村山575人、最上133人、置賜415人、山形市354人。19日午前11時現在、本県の感染者累計は6万4143人。
2022年（令和4年） 08月20日（土）付紙面より
ツイート勇壮に東堀越獅子踊り 新山神社 ３年ぶり伝統の舞奉納
鶴岡市東堀越の新山神社（松田文夫宮司）で18日、例祭が行われ、伝統の「東堀越獅子踊り」が3年ぶりに奉納上演された。
同市藤島地域は「獅子郷」といわれるほど、多くの集落で獅子踊りが受け継がれている。東堀越では源頼朝が奥州平定の際に戦勝祈願所として新山神社を建て、1190年ごろ、5匹の獅子を添えて遷宮式を行ったことが起源とされる。現在は地元の30―50代の住民でつくる保存会（阿部謙一会長）が伝承している。
この日、神事に続いて保存会のメンバーが、災いをもたらす獅子が悔い改め、人々のために家内安全や疫病退散などを願う「大踊り」を上演。5人の獅子が威勢の良い声を境内に響かせながら装束を大きくなびかせ、勇壮な舞を見せた。花笠をかぶった地元児童が「ぴしゃり」とササラを鳴らして獅子を鎮める場面もあり、訪れた地元住民らが1時間ほどの奉納を見守った。
最年少で獅子踊りの「中獅子」を務めた阿部孝浩さん（36）は「コロナ禍で中止していた間、ずっと踊りたかった。今回の奉納で少しでも地域が活気づけば。代々受け継がれてきた伝統をこれからも残していきたい」と話した。
3年ぶりに奉納上演された東堀越獅子踊り
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