2025年4月4日 金曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2016年(平成28年) 10月5日(水)付紙面より

ツイート

実態調査でクロダイに標識 温海地域3カ所へ稚魚放流

 鶴岡市のNPO法人豊かな海の環境をめざすおけさ会(粕谷雅昭代表)は2日、同市三瀬の県栽培漁業センターでクロダイの稚魚の標識作業(腹びれ切除)と、同市の米子海岸など温海地域3カ所への放流活動を行った。

 同会は釣り愛好者で1974(昭和49)年に結成した「おけさ会」が前身。結成時から毎年、磯釣り大会を開催するほか、30年ほど前からクロダイの稚魚の放流活動を実践。2005年にNPO法人となって以降は県や市の委託で放流事業に取り組んでおり、庄内浜での清掃活動など海の環境や漁業資源の保全に力を入れている。クロダイ稚魚の標識放流は、実態調査を兼ね3年前から県の「水産多面的機能発揮対策事業」の委託を受けて行っている。

 この日は会員と家族の小学生ら約30人が参加。県栽培漁業センターでふ化し、体長約5センチに成長した約1万匹の稚魚の左側の腹びれを、1匹ずつ丁寧にはさみで切除した。腹びれは1年ごとに左右交互に切除しており、釣り人から釣具店などに報告してもらうなどして成長具合や生息場所などを調査している。

 作業後は、同センターから米子漁港に移動して、砂浜の波打ち際で子どもたちが放流。稚魚が入ったバケツを手に約3500匹を海に放した。初めて参加したあつみ小5年の佐藤洋斗君(11)は「腹びれを切るのは、最初はとても大変だった。クロダイの生態も教えてもらい、どんなふうに大きくなるのか知った。川が汚れるとクロダイが海にすめなくなると聞き、川もきれいにしなければならないと思った」と話し、環境保全の大切さを学んでいた。

 標識稚魚はこの日、同漁港のほか浜温海と鼠ケ関海岸にも放流された。

腹びれ切除の標識を付けたクロダイの稚魚を放流する子どもたち=鶴岡市の米子海岸
腹びれ切除の標識を付けたクロダイの稚魚を放流する子どもたち=鶴岡市の米子海岸


2016年(平成28年) 10月5日(水)付紙面より

ツイート

日本語で「羽黒登山楽しみ」 友好都市・ラフォアの中学生来鶴

 友好都市の盟約を結ぶフランス領ニューカレドニア・ラフォア市の中学生訪問団(中学生15人、教師4人)の一行が鶴岡市を訪れ3日、榎本政規市長を表敬訪問。「羽黒山に登るのが楽しみ」など8日までの滞在期間の期待などを述べた。

 ラフォア市はニューカレドニアの中心都市ヌーメア市の北西約115キロ。鶴岡市とは1995年に友好都市の盟約を結び、中学生の相互訪問を中心に交流を深めている。

 今回は2年ぶりの来鶴で、中学校教師のメテ・ロランスさんを団長に、中学生は第二外国語で日本語を専攻する14―16歳。2日に来日し、東京見学を経て3日に鶴岡に到着。鶴岡・ラフォア友好協会(黒井秀治会長)が受け入れに協力しながら、市内の中学生がいる10軒の家庭へのホームステイ(3泊)、羽黒山登山や鶴岡一中での交流、お茶や御殿まり製作などの日本文化に触れる。

 この日は午前9時半すぎに大勢の市職員に迎えられ、一行が到着。榎本市長は「鶴岡の歴史や文化に触れ、出会いを大切に友情を深めて」と歓迎の言葉。メテ団長は「太平洋から世界へ、異文化との交流を肌で感じるチャンス。同じ人間としての価値を感じる機会に」とあいさつした。

 記念品の交換などに続き、生徒たちが楽しみにしていることを日本語で発表。「最上川の川下り」「中学校へ行くこと」「新しいことを何でも知りたい」など少しはにかんだ様子で抱負を述べた。

 6日からは女性市長のヴォアザン・コリーヌ氏を団長にした現地の友好協会や小学生ら30人の訪問団が来鶴(11日まで)。7日にはラフォア市・鶴岡市盟約20周年記念祝賀会が行われる。

仏領ニューカレドニア・ラフォア市から中学生訪問団の一行が来鶴=3日、鶴岡市役所
仏領ニューカレドニア・ラフォア市から中学生訪問団の一行が来鶴=3日、鶴岡市役所



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field