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2023年(令和5年) 12月5日(火)付紙面より

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横綱柏戸 今に伝える 「少年紀」庄内弁で朗読劇

 第47代横綱・柏戸の富樫剛さん(1938―96)が大相撲に入るまでを回想した朗読劇「柏戸少年紀」が2、3の両日、鶴岡市の横綱柏戸記念館で行われた。

 櫛引ゆかりの人物にスポットを当て、歴史的な背景を今に伝えようという「櫛引バトンプロジェクト」の一つ。今回は柏戸の少年時代をテーマに表現集団「エッグ・プロジェクト」を主宰する池田はじめさん(鶴岡市)が脚本を担当した。

 脚本は柏戸の兄・勝さんらの取材を経て柏戸少年の青春期を事実に基づいてフィクションで描いた。演出は大杉良さん(東京都出身)。「読み手が見られるラジオドラマ」のスタイルを取り、それぞれ役者が複数の役柄を演じた。場面の移り変わりなどの音楽はサックス演奏者で、櫛引地域在住の松本健一さんが担った。

 両日の朗読劇では祖父の手伝いのため櫛引と鶴岡市内を荷車を押して往復し、足腰を鍛えた少年時代や角界にスカウトされるまでのいきさつなど、役者がそれぞれ親近感あふれる庄内弁を交えて語った。各日とも会場には往年の柏戸ファンら約70人が訪れ、活舌、発声、声量あふれる「朗読の世界」に引き込まれていた。

聴衆を「朗読の世界」に引き込む役者
聴衆を「朗読の世界」に引き込む役者



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