2025年(令和7年) 4月20日(日)付紙面より
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鶴岡市由良の「海洋釣り堀」が19日、今季の営業をスタートした。家族連れや若者たちのグループが足を運び、放流された体長20センチほどのギンザケを次々と釣り上げ、歓声を挙げていた。
釣り堀は1978年、市が白山島の海岸に開設した。広さ約800平方メートル。2017年9月からは由良自治会の活性化委員会(遠藤米太郎会長)が、地元漁業者と連携し運営している。
初日はギンザケ約200キロ、約3000匹を放流。開業の午前9時前には約50人が並んだ。“入れ食い状態”の中、強烈な引きとともに大型のギンザケを釣り上げると、「やった!」と声を上げ写真を撮る家族連れの姿もあった。
朝5時に起きて天童市から父親と訪れ、次々と釣った白田光君(7)は「楽しすぎる」と興奮気味に話した。10月19日まで土日祝日のみ午前9時―午後5時の営業だが、海水浴期間は休まず営業する。入場料は高校生以上1300円、中学生以下700円、付き添い100円。問い合わせは同釣り堀=電0235(73)2666=へ。