2025年(令和7年) 4月20日(日)付紙面より
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鶴岡市千安京田のいこいの村森林公園でチューリップが咲き始め、19日に今季の開園セレモニーが同公園内で行われた。26日ごろに見頃を迎える。
宿泊施設の旧いこいの村庄内のチューリップ園を復活させようと、市民団体「庄内チューリップ倶楽部」(中村恵二代表)が2020年から市民や企業のボランティアの協力を得ながら育てている。今年は約100種類、約2万5000球を植えた。今はオレンジやピンクなどの早生品種が咲き、見頃となっている園内の桜との「春色の共演」を楽しむことができる。4月末にかけて中生、晩生の見頃が続くという。
セレモニーでは、関係者がテープカットして開園を祝い、子ども連れの家族でにぎわっていた。20日までキッチンカーの出店やイベントが行われる。中村代表は「幼児も含めボランティアの輪が広がり、今年も開園できた。品種が多いのが特徴で、いろんなチューリップを楽しんでほしい」と話していた。