2025年(令和7年) 4月26日(土)付紙面より
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鶴岡市を拠点に活動しているチアダンスクラブのチーム「Shooting☆Stars BRIGHT(シューティング・スターズ・ブライト)」(横田憂子代表)が全国大会で優勝し、来月初めに米国フロリダ州オーランドで開かれる世界大会への出場が決まった。ブライトは小学6年と中学1年の計6人で編成するチームで、選手たちは「世界の舞台で最高の演技をしたい」と練習に励んでいる。
ブライトのメンバーは▽小松柚葵(ゆずき)さん(12)=酒田三中1年▽渡邉璃珠羽(りずは)さん(12)=鶴岡二中1年▽横田りおなさん(12)=致道館中1年▽佐藤楠華(なな)さん(11)=櫛引西小6年▽矢口心晴(こはる)さん(11)=同▽飯野愛花(まなか)さん(11)=朝暘三小6年―の6人。
今月初めに東京都立川市で開かれた米国の企業主催の全国大会に出場し、ポンポンを手に持つ12歳以下で14人以下による編成の部門で、出場20チーム中1位となった。併せて全部門の出場約300チームの中で振り付けが最も素晴らしかったチームに贈られる賞を受賞し、世界大会への出場権が贈られた。
「楽しさ」「エンターテインメント性」を重視する大会で、チアダンスの本場・米国の3人が審査。ブライトは約2分間の演技に高難度の4回連続ターンを取り入れるなど技術的にも高く、見せる演技を取り入れ、審査員からは「最初のポーズで心を奪われた」など最大の評価を得た。
世界大会「ザ・ダンス・サミット」は5月2―4日にオーランドにあるディズニーワールドリゾートで行われ、世界各国から各部門合わせて約500チームがエントリー。予選で選ばれたチームがファイナルに進む。
ブライトのキャプテン・小松さんは「世界大会ではみんなで演技を楽しみ、見ている人たちにも楽しんでもらえる演技をしたい」と笑顔を見せた。コーチも務める横田代表(52)は「みんなに頑張ってもらいたくて、あえて挑戦的に見せる振り付けにした。世界大会に出場できることに感謝し、すべてを出し切って全力でチャレンジしてほしい」と話した。