荘内日報ニュース

2025年（令和7年） 4月30日（水）付紙面より

小学生も参加可能 Ｕ15ソフトボール選手権 田川地区 中学生大会がチーム減少で生まれ変わる

　第72回チャレンジカップ（Ｕ―15）ソフトボール選手権春季大会（田川地区ソフトボール協会主催）が26日、鶴岡市東部運動広場で行われた。以前は中学校を対象にした大会（名称・田川地区中学生ソフトボール選手権大会）だったが、参加チームの減少を受けて小学生も参加可能のＵ15大会に生まれ変わった。

　昨今の少子化や部活動の地域クラブチーム移行などの影響を受け、本年度の鶴岡田川地区の中学校チームは鶴岡五中のみとなった。こうした状況を受け、以前の大会をＵ15大会に名称を変え、小学生も参加可能とした。また、クラブチームや田川地区以外からの参加も受け入れた。

　今大会は田川地区3チーム、飽海地区と内陸から各1チームの計5チームが出場し、トーナメント戦で争った。この結果、酒田三中・酒田四中・遊佐中合同チームが優勝を果たした。

　大会は年2回開催とし、10月に秋季大会（Ｕ―14）を開催する予定。今後は県内の中学校やクラブチームの参加枠を増やし、大会規模の拡大を目指すという。