2025年(令和7年) 5月3日(土)付紙面より
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庄内町立谷沢の玉川第六砂防堰堤に、子どもたちの健やかな成長を願うこいのぼり25匹が掛けられ、暖かな風の中悠々と泳いでいる。
同堰堤は立谷沢川支流の玉川にあり、水通し部分は幅約40メートル、高さ約14メートル。地域振興につなげようと、2019年からこどもの日に合わせ、こいのぼりを掲げており初夏の風物詩となっている。23年で一時休止したものの、町内外から復活を望む声が寄せられ、今年再び掲揚された。
今月1日に町や周辺の堤防工事に携わる事業者、国土交通省新庄河川事務所立谷沢川砂防出張所などが、地域住民から寄贈された色鮮やかな真鯉や緋鯉などを設置した。堰堤には地区に伝わる龍神伝説にちなんで龍のモザイク画が描かれ、川とともに雄大な景観を織りなしている。こいのぼりは16日ごろまで掲揚される。