2025年(令和7年) 5月4日(日)付紙面より
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3月下旬に各地で開催された全国高校選抜大会のうち、ウエイトリフティング女子49キロ級で優勝した鶴岡工業高2年の高橋心愛(ここあ)選手(16)=鶴岡一中卒=と、アーチェリー女子個人戦で4位入賞した同校3年の小池綺佳(あやか)選手(17)=鶴岡四中卒=が4月30日、鶴岡市役所を訪れ、皆川治市長に結果を報告した。
高橋選手は、ジャークで自己ベストを上回る86キロを挙げ、トータル151キロでライバルの福岡県の選手を1キロ上回り、逆転勝ちで優勝を飾った。小池選手は108人出場した予選を8位で通過し、トーナメント戦の1―3回戦と準々決勝の4試合に勝ち、準決勝に進んだ。準決勝、3位決定戦は、接戦ながら敗れた。
市役所には齋藤秀志校長、それぞれの部の顧問教諭と共に訪れた。皆川市長はオリンピックの両競技にはともに鶴岡市出身の選手が出場していることを挙げ、「高みを目指して練習に励んでほしい。さらなる活躍を期待している」と激励した。
高橋選手は「目標は2032年のブリスベンオリンピックに出場すること。まずは今年のインターハイで優勝したい」、小池選手は「準決勝では気の緩みが出てしまった。インターハイと国民スポーツ大会出場を目指し、市民の皆さんに夢と感動を与えたい」と抱負を語った。