2025年(令和7年) 5月9日(金)付紙面より
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酒田、八幡、松山、平田4市町が合併し、新たな酒田市が誕生してから今年11月で20周年の節目を迎えることを受け、市は記念のロゴマークを作成した。市章に用いられている緑、青のシンボルカラーを基調にしたデザイン。来年3月までの間、各種冠イベントでの利用などさまざまな場面で活用していく。
同市は2005年11月1日、旧1市3町が合併し誕生。急速に進む少子高齢化や経済のグローバル化など時代の流れを踏まえ、各地域が持つ資源・魅力を融合し新たな船出をした。
今回の記念ロゴマークは、市公認マスコットキャラクター「もしぇのん」「あののん」をデザインした市職員が担当。上部にはシンボルカラーを基調に「20」と大書き。「0」の中で合併から20年を経て成熟した旧1市3町を稲穂4本で表現したほか、中央の円を鳥海山から昇る来光に見立てて新たに進んでいく未来をイメージ。公認キャラがほほ笑んでいる。下部にある文字部分は持続可能な社会の実現を目指し、SDGsカラーで「Sakata City 20th Anniversary」とつづっている。矢口明子市長は「市民からシビックプライドを実感してもらい、二十歳を祝う年にしたい。式典などは予定していないが、各種イベントを記念事業として実施するなどアピールしていきたい。広く活用してもらえたら」と話している。
記念ロゴの使用は来年3月末まで。市マスコットキャラクター使用要綱に基づき、申請することで商品ラベルなどへの印刷も可(デザインのアレンジや色合い変更はできない)。問い合わせなどは市総務課=電0234(26)5700=へ。