2025年(令和7年) 5月10日(土)付紙面より
ツイート
鶴岡市神明町に鎮座する春日神社(齋藤元宮司)の例祭が8日、同神社で行われた。子どもたちが神の使いとされる「白い鹿」の像を載せた山車を引いて市内の中心部を練り歩いた。
同神社の例祭は旧鶴岡地区の御社の中で一番早い春祭りとして親しまれている。メインの「御神幸(くねり)」には朝一小と朝二小の子どもたちを中心に氏子ら関係者合わせて約80人が参加。午後2時に春日神社をスタートした。
御神幸は先達の神官、氏子の宮侍、鹿引き、謡い方、おほ様、獅子頭、笛太鼓、子ども神輿(みこし)で構成。第二コミセン―早坂食品―国松屋―扇寿司―小いけ―武田神佛具店―結城包装―マルゴの近くを通る約2キロのコースを歩いた。
例祭関係者は「昨年は雨で御神幸が中止となっただけに今年は天気に恵まれて良かった。子どもたちの元気な掛け声で少しでも地域に活力を与えられれば」と笑顔を見せた。