2025年5月23日 金曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2011年(平成23年) 11月12日(土)付紙面より

ツイート

鶴岡東出身 渡辺投手 巨人・プロ入り母校に報告

 先月末にプロ野球の育成ドラフト会議で読売ジャイアンツから6位指名を受けた鶴岡東高校出身の渡辺貴洋さん(19)が11日、同校を訪問し、齋藤哲校長や恩師の佐藤俊野球部監督へプロ入りを報告するとともに、「一軍登録されるよう頑張る」と決意を述べた。

 渡辺さんは新潟県胎内市出身。昨夏の全国高校野球選手権山形大会で主戦を務め、同校19年ぶりの決勝進出の原動力となった。決勝戦は延長12回の末に1点差で敗れたが、初戦から計47イニング646球を1人で投げ抜いた。同校出身者でプロ入りするのは、1979年に阪神へ入団した青木重市投手(当時は鶴商学園高)以来2人目。

 鶴岡東高卒業後は独立リーグのベースボール・チャレンジ(BC)リーグの新潟アルビレックスに所属し、今シーズンは27試合に登板。先発から中継ぎ、抑えとフル回転で活躍した。左投げ左打ち。

 この日、母校を訪れた渡辺さんへ、齋藤校長が「今夏、鶴岡東が甲子園に出場できたのは昨年の渡辺君たち先輩の頑張りがあったから。鶴岡東の卒業生として、そして新潟アルビレックスにお世話になったことを忘れず、頑張ってほしい」、佐藤俊監督が「卒業して1年がたち、かなり成長したと感じる。育成から一軍に上がり活躍することを期待している」とそれぞれエールを送った。

 渡辺さんは「プロ入りを強く希望したのも、後輩の甲子園出場があったから。うれしかったと同時に、もっと頑張らなければと感じた。謙虚さと初心を忘れず一から頑張りたい」と謝辞と決意を述べた。

 また、ジャイアンツについて「強いというイメージ。有名な選手が多く、最初は会話もできないかも」、目標の選手については「内海哲也投手や山口鉄也投手のように、育成からはい上がって一軍のマウンドで活躍するような投手になりたい」と語った。

 渡辺さんは今月22日に球団側と本契約をし、翌23日に東京ドームで合同の入団会見に臨むという。

母校を訪問した渡辺さん(中央)。齋藤校長(右)、佐藤監督と握手を交わした
母校を訪問した渡辺さん(中央)。齋藤校長(右)、佐藤監督と握手を交わした



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field