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2023年(令和5年) 2月28日(火)付紙面より

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「春秋山伏記」舞台化庄内公演 5月本番へ酒田市・庄内町と連携確認

 鶴岡出身の小説家・藤沢周平さんの作品「春秋山伏記」を舞台化する庄内公演の鶴岡実行委員会が26日、鶴岡市東原町のグランドエル・サンで開かれた。メンバー20人が集まり5月の公演に向けて酒田市、庄内町の実行委と連携を取っていくことを確かめた。

 庄内公演は庄内町出身の俳優・佐藤輝さん(77)=酒田北前観光大使=の呼び掛けで庄内出身の俳優7人が集まり「春秋山伏記」に登場する「狐の足あと」を舞台化する。5月27日の酒田市公益研修センターを皮切りに翌28日に鶴岡市中央公民館、30日に庄内町文化創造館「響ホール」で上演する。

 公演の成功に向けて酒田市、鶴岡市、庄内町でそれぞれ実行委を組織。チケット販売やパンフレットの設置、ポスターを頒布し庄内公演を多くの人にアピールする。

 鶴岡実行委では「酒田市と庄内町と連携を密に取っていこう」「鶴岡市の公共施設にパンフレットを置いて市民に知らせよう」「コンビニも対応してくれるところがあると聞く」といった意見が出された。

 鶴岡実行委の一人で庄内公演に出演する俳優の菅原司さん(78)=鶴岡市出身=は「出演者の全員、東京都内で活動している。4月から稽古を重ね、5月下旬の本番に備えたい」、佐藤さんは「登場人物の感情表現が見どころ。藤沢周平の世界をステージ上で蘇らせたい」と話した。

 「狐の足あと」は春秋山伏記に登場する5編の中の一つ。村人たちのうわさ話を山伏が解決する物語を描いている。

 庄内公演の入場料は3000円。3月1日から販売する。問い合わせはオフィス天童=電03(3649)8754=へ。

自己紹介する鶴岡実行委のメンバー。庄内公演の成功に向けて力を合わせることを申し合わせた
自己紹介する鶴岡実行委のメンバー。庄内公演の成功に向けて力を合わせることを申し合わせた



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