2025年(令和7年) 3月9日(日)付紙面より
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庄内地域の地域医療連携推進法人「日本海ヘルスケアネット」(栗谷義樹代表理事、14団体・法人)の本年度第3回理事会が7日、酒田市の日本海総合病院で開かれ、2025年度事業計画、順仁堂遊佐病院(遊佐町遊佐)を運営する医療法人社団順仁堂(佐藤卓理事長)の新加入など承認した。報告では、同病院7階東病棟で整備が進む不妊治療施設「日本海総合病院生殖医療センター」を来月7日(月)に稼働させることなどが示された。
25年度は、24年度に引き続き▽人事交流▽有効性・安全性・経済性を考慮した医薬品使用指針策定・実施「地域フォーミュラリ」の展開▽維持透析機能の集約化▽介護連携事業▽訪問看護ステーションの集約化検討―など事業展開する。
新加入が承認されたことを受けて順仁堂遊佐病院の佐藤いづみ副院長は「小さな病院だが、何かしら役に立てることがあると思うし、皆さんの知恵や力をお借りしたい。引き続きよろしくお願いします」とあいさつした。また、加盟団体の酒田地区薬剤師会が運営する「カイエイ薬局」は、同市上本町で27日(木)にオープンする商業施設「いろは蔵パーク」内に移転。「無印良品」の良品計画(東京)が全国展開する「まちの保健室」と連携していくことも合わせて報告された。